夜回り先生 水谷修氏講演会 「夜回り先生が来る!~いま、子どもたちは~夜回り先生、命の授業」
令和6年4月1日に、美濃加茂市は市制施行70周年を迎えました。この節目の年を市民の皆さんと一緒に盛り上げていこうと、「市制施行70周年記念市民企画補助金交付事業」として、市民の皆さんが主体的に企画および実施する事業に要する経費に対して補助金を交付しています。
※申請はすでに締め切っており、対象事業は決定しています。
今回、この事業を活用した各種イベントなどに関わる人やその思いについて取材しましたので、ぜひご覧いただき、イベントなどに足を運んでくださいね。
Q.加茂地区更生保護女性会について教えてください。
髙井:私たちは日本更生保護女性連盟を母体とする組織で、活動の歴史をさかのぼると”72年も前”で、とても歴史ある団体なんです。名称を「加茂地区更生保護女性会」として結成したのは、平成元年になります。
私たちの活動は、「一人ひとりが人として尊重される社会」を目標とし、人間尊重と、お互いに他を思いあい、連帯しながら、だれもが心豊かに生きられる明るい社会づくりを目指しています。各地区に女性会はあって、その地区ごとでできることを考え活動しています。
岐阜県内でエリアによってブロックが4つに分かれており、加茂地区(美濃加茂市と加茂郡)は第3ブロックのエリアです。会員数61名(美濃加茂市21名、坂祝町5名、富加町5名、川辺町7名、七宗町6名、八百津町7名、白川町5名、東白川村5名)でさまざまな活動しています。
Q.普段はどんな活動をされていますか。
西野:各地区ごとに活動はさまざまですが、身近なところでは、子どもたちを見守るため、月1回の小学校でのあいさつ活動や学校奉仕作業に参加するなど、子どもたちが健全に成長していくためのお手伝いや改善更生を援助し、明るい社会づくりに寄与するための啓発を行っています。
古田:私たちの活動では、西野さんからもお伝えしたように、7月に社会を明るくする運動として、市内の小学校や中学校などで、犯罪や非行防止に関する啓発活動や挨拶運動などを行っています。収入源としては、不用品バザーの実施などでの売り上げが挙げられますが、その売り上げの一部も更生施設へ支援金として届けています。こうしたことから、啓発活動やあいさつ運動などの慣例的な活動がメインでした。
Q.70周年の市民企画事業に申し込まれた経緯をお聞かせください。
日下部:今回、私たちの存在や活動を周知できないか考えていたときに、今回講師でお呼びする水谷修先生の講演会を開催するのがいいのではと、髙井会長の発案で、早速動き出しました。市民活動サポートセンターに相談したところ、今回の補助金の存在を教えてもらいました。私たちの活動の中では、収入も限られていることから、採択されて、資金面も非常に助かりました。
美濃加茂市の子どもたちの将来を考えるうえで、とても貴重な経験になるので、ぜひ多くの皆さんにお越しいただきたいです。
Q.講演会などの段取りが大変だと思いますが、当日皆さんはどんな動きをされますか?
朝日:講師との事前連絡や舞台担当、当日の駐車場誘導などを会員みんなで動きます。どれもみんな初めてのことなので、どうしたらいいかをみんなで相談しながら進めています。
髙井:講演会の内容については、こちらの思いをお伝えしたところ、水谷先生から「任せてください!」と回答いただけたので、当日は、私たちもすごく楽しみにしています。
Q.最後に、美濃加茂市の好きなところを教えてください!
髙井:今年度の会長は私で、理事もみんな初めて今年度役を任されて、初めてしっかり話をしたんです。みんな人柄がよくて、ここまでやってこれたと思います。そんなことから、美濃加茂市の助け合いの精神がある人が多いところが好きです。
西野:車がないと不便だけど、駅もある、大雪も降らない、過去に水害はあったけど、それ以来大きな災害はないことだけでも住みやすいまちだと思います。個人的には、これからの社会のことを考えて、あい愛バスをもっと活用して、よりよいまちになってほしいです。
古田:富加町に住んでいますが、山之上の梨は本当においしい!毎年買いに来ます。
日下部:川辺町民としては、すぐに外食や病院、買い物に行けて困らないる美濃加茂市が本当にうらやましいです!
朝日:三和のホタルの美しさは本当に自慢です。移住してきた人も精力的に活動に参加していただき、すごく盛り上がっているんですよ。
まちに関わる人から見える、まちの魅力を紹介するミノカモストーリーはこちらから視聴いただけます。