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徹底解説!!!市民と市役所の架け橋「広報みのかも」_プロローグ

美濃加茂市が毎月発行する「広報みのかも」。皆さんご覧いただけているでしょうか。
(読まれていないと広報紙を作っている我々はすごく悲しみます)

今回は、この「広報みのかも」がどんな流れで作られているかをシリーズで紹介したいと思います。

今回はプロローグとして、広報紙に関する小ネタのようなものを紹介していきたいと思います。


「広報みのかも」を徹底解説!

▶1日発行ではない理由

広報みのかもは毎月10日発行号としています。(10日発行号にしてから、かれこれ10年以上経過していますが、まだまだ知られていないようです...。)

「なんでそんな中途半端なの!?」

って思いますよね。

理由としては、月末に翌月の広報紙が納品されますが、美濃加茂市の場合、各ご家庭への配布は自治会の協力を得て行っています。

【広報紙配布の一般的な流れ】
各連絡所に納品→自治会長へ配布→自治会長が班ごとに仕分けて班長へ配布→各ご家庭へ

太田交流センターに広報紙がトラックで運ばれる様子
シルバー人材センターのスタッフさんにも協力いただきながら、広報紙をトラックからおろします

自治会によってさまざまですが、この納品から各ご家庭へ届くまでの時間を10日程度要すると我々は判断し、毎月10日発行号としています。

そのため、その月の10日以降の内容に限り掲載できるといったルールを設けていますので、この機会にご承知おきください。

また、自治会に加入していない人でも、市役所をはじめとした各公共施設での受け取りや大型スーパーへの設置も行っていますので、ぜひそちらから手に取っていただき、読んでいただきたいと思います。

もちろん、市公式ホームページからPDF版の広報紙を読むこともできますし、マチイロアプリをダウンロードいただければ、電子ブックとして広報紙を読むこともできますので、ぜひこちらもご利用くださいね。


▶右綴じなのに横書きの疑問

いつも皆さんには広報紙を大切に読んでいただき、誠にありがとうございます。

本をよく読まれる人は広報みのかもを読んだときに、違和感を抱かれることがありませんか?

一般的に右綴じの書籍(例:小説や国語の教科書)は縦書きのものが一般的で、左綴じ(例:論文など)の書籍は横書きだと思います。

広報みのかもの場合、見る場所によっては、右綴じなのに横書きばかりの場所があります。

このことについて説明をしたいと思います。(実は結構問い合わせがあるんです)

右綴じの「広報みのかも」には縦書き、横書きが使われています

結論から言うと、

「読むのに飽きてしまうことを避けるための対策」

として広報みのかもは縦書き横書きの両方を使いながら構成しています。

このシリーズで広報紙の作られ方を紹介しますが、行政情報ってすごく多いんです。

しかも全く別ジャンルの内容のものが。
※子育て、税金、農業、相談、健康、コラム etc….

こうした別ジャンルのものを同じテイスト(縦書きばかり、横書きばかり)で作ってしまうと、読み手は必ず飽きてしまいます
少し難しい内容もありますし、「自分は興味がない」「対象ではない」という内容があることも飽きてしまう要因の一つだと思います。

そこで扱うジャンルによって見え方を変えることで皆さんに飽きられないような工夫として縦書き横書きを使っているんです。

また、広報みのかもは縦書きのコラムや特集からはじまるように構成していることからも、右綴じを採用しています。

▶時代の流れにあった広報

SDGsの観点から、あらゆるメディアで環境配慮や誰一人取り残さないことなどについて、さまざまな取り組みがされています。

広報みのかもについても、こうした背景を受けて少しずつ変化しています。

使われている文字については。UD(ユニバーサルデザイン)フォントと呼ばれる、多くの人に分かりやすく、読みやすいように工夫された文字を使用しています。
※タイトルなどのデザインを優先した場所には使用していない場合もあります

その他にも、令和5年度からは「FSC認証を受けた紙」をしています。

FSC認証とは、適切に管理された森林でできた木材・製品に与えられるマークのことで、この認証を受けるには、第三者機関の審査に通る必要があり、定められた基準を満たしていることが条件になります。

広報みのかもの裏表紙の右下にもあるように、広報みのかもで使用する紙にはFSC認証の中のミックスが使用されているんです。

広報みのかもの裏表紙右下にあるFSC認証マーク

FSC認証のミックスとは
FSC認証には、100%、ミックス、リサイクルの3種類があり、ミックスは、FSCが認める的確な原材料が複数使用されていること

出展:FSCジャパンホームページ

FSC認証についての詳細は、FSCジャパンのホームページをご覧ください。

SDGsがうたわれ始めてから導入したものではありますが、広報紙を作り、読んでいただくことが、地球温暖化対策や環境保護に少しでも力になればと思っています。

▶最後に

noteを含め、さまざまな媒体の特性にあった情報発信を行っていきたいと思います。
市のnoteトップページから、各種SNSの案内もしていますので、ぜひ登録してみてくださいね!

以上、プロローグでした!広報紙の作られ方をシリーズ化して徹底解説していきますので、お楽しみに!