3市で行う“となりマッチング”とは。
7月13日(木)に美濃加茂市、各務原市、関市の3市とマッチングアプリ「ペアーズ」を運営する株式会社エウレカが出会い促進プロジェクト“となりマッチング”連携協定を締結しました!
「3市?」「マッチング?」「となりまち?」と疑問を抱いた人もきっと多いはず。
今回はこの“となりマッチング”についてご紹介します!
美濃加茂市・各務原市・関市の関係
各務原市と関市の大きさと場所
まず始めに、3市を簡単にご紹介。
■美濃加茂市
過去記事をご覧ください!
■各務原市
濃尾平野の北部に位置し、岐阜地区に含まれる、人口約14万2千人(県内第3位)のまち。工業出荷高は県内第1位で、航空機部品企業や自動車関連工場などを多く有する。面積87.81㎢。
■関市
美濃加茂市と同じ中濃地域に位置し、人口約8万2千人のまち。刃物の生産で知られ、「世界三大刃物産地」の1つとされる。面積472.33㎢。
3市の位置関係は次のとおり。
なぜこの3市なの?
実は、平成27年5月に、まち・ひと・しごと創生法に基づく「地方創生」を、美濃加茂市・各務原市・関市の3市で広域連携し、それぞれの抱える課題を、それぞれの強みを生かして解決するため、「3市広域連携協定」を締結していたのをご存知でしたでしょうか。
協定に基づき、さまざまな事業を行っていますが、その中の1つに職員の派遣(交換)があります。
毎年、美濃加茂市と各務原市、関市がそれぞれに1人ずつ職員を派遣し合い、事業の進め方や職員の雰囲気など、同じ地方公務員の中での違い知り、派遣終了後、自分たちのまちにしっかり学んだことを還元することなどを目的に協定締結から継続して実施しているんです。
”となりマッチング”って何?
3市で課題の解決を目指す。
そんな3市の取り組みの中で、今回新たに始まったのが、“となりマッチング”。
近年、多くの自治体で「人口減少」や「未婚率の上昇」「出生数の減少」が課題として挙げられます。もちろん3市も同様です。
この課題を少しでも解決につなげるため、国内最大級の恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」を運営する株式会社エウレカと3市が連携協定を締結しました。
なぜ締結したのか。
Pairsと連携することで、出会い促進や地域活性化を目的に事業を行い、近隣自治体住民間の出会いが活発なPairsをハブにした、出会いの促進、さらに出逢いから生まれる関係人口の増加も視野に、地域全体の活性化や将来的な人口増加等に寄与していく取り組みを始めます。
また、Pairsがこれまでの傾向を分析したところ、出会いが活発なのは、居住地が近い自治体間が多く、また近隣に住む異性と出会いたいというニーズも高いとのことです。
つまり
近隣に住む
近くのまち
となりまち
となりまっち
となりマッチング
まあそういうことです。
出会いだけでなく、地域の活性化に。
昨今の出会いの形というのは刻々と変化しています。
マッチングアプリにどのようなイメージを持たれているかは人それぞれだと思いますが、協定式で、株式会社エウレカの山本代表から「現在、20代から30代がパートナーを探す手段に、マッチングアプリを利用する人が約1割いる」と話されていました。
すでに若い世代には、高い割合で利用されていたんですね。
となりマッチングを3市が連携して取り組むことで、出会いの創出を促し、人口減少の解決策につながればという思いもあります。
あわせて、こうした取り組みを地域で理解し、盛り上げていくことで、この3市に関わってくれる人、つまり関係人口が増やしていければという願いもあります。
この取り組みにより、この地域の注目度が上がり、地域の活性化につながっていくことを期待しています。
今回はここまで。またこの“となりマッチング”の進捗もお知らせできたら、この市公式noteで紹介していきたいと思いますので、お楽しみに!
補足。
この連携協定締結式の会場には、多くのメディア関係者の方々にお越しいただき、テレビや新聞などで大きく取り上げていただきました。
各メディアの皆様、ありがとうございました!
多くのテレビカメラや3市の首長らが見守る中、堂々とこの取り組みについてプレゼンした人こそ、3市連携事業の一環で、現在各務原市から美濃加茂市へ派遣で来てくれている職員です!