姉妹都市「ダボリージョン」の“今”を派遣団の『副団長T』がお伝えします。#07_コアラミーティング
日本に戻り約1か月。ようやく日常に戻ってきたような気がしています。
(ホストファミリーのことを思い出すとまだ少しさみしいです)
派遣団としてオーストラリアのダボリージョンでさまざまな経験をした学生たちは「コアラミーティング」と呼ばれる派遣報告会を行い、派遣事業の終了となります。
今回はその報告会の様子をお伝えします。
これまで6回にわたり、姉妹都市「ダボリージョン」の今をお伝えしてきたこのシリーズは今回が最後の記事となります。
自身の経験を語り伝える
8月26日(土)に美濃加茂市の生涯学習センターで、姉妹都市ダボ青少年派遣事業帰国報告会、通称「コアラミーティング」を行いました。
会場には派遣生の保護者をはじめ、これまでの派遣生やオーストラリアに興味がある人など多くの人が来場してくれました!
その数なんと50名!
派遣生たちは、出発前に設定したそれぞれのテーマに沿って、感じたこと、学んだことを等身大の言葉で伝えました。
そのテーマはさまざまで、
オーストラリアの乳製品や卵の賞味期限の長さに着目して調べた学生
オーストラリアと日本の違いについて色んな角度で紹介した学生
会場一体のクイズ形式で発表する学生
「私の世界平和」というテーマで、ホストファミリーと語り合うといった一歩踏み出した交流を行う学生
など、個性豊かなものばかりでした。
2週間の濃厚な体験をたったの10分にまとめるということにとても苦労していましたが、全員から「貴重な体験を伝える」という強い意思を感じました。
ティータイムを開催
報告会の途中では、「ティータイム」と称し、オーストラリアのお菓子の試食会も開催。来場者に振る舞いました。
私は撮影に追われており、お菓子を食べられませんでした…。
最後に
私たち派遣団の活動はこれで最後となりました。
しかし、私個人としては、ダボリージョンとの交流はここから始まったと思っています。今後も、ダボリージョンでつながった方々と交友関係を深めていきたいと思います。
そしてなんと、今年の9月末から10日間ほど、今度はダボリージョンから美濃加茂市へ派遣団がやってきてくれます!
学生も私もホームステイの受け入れに手を挙げているので、今度は日本での生活をじっくり楽しんでいってもらえるようにお迎えしたいと思います。
以上、ダボリージョンの”今”を副団長Tがお伝えしました!
番外編
本編でなかなか紹介できませんでしたが、ダボリージョン滞在中に訪れた観光地を簡単に紹介したいと思います。
■Wellingnton Caves(ウェリントン洞窟)
ダボの中心地から車でおよそ45分。ウェリントンにはウェリントン洞窟という素晴らしい場所があります。
立派な洞窟の中では美しい結晶やサンゴの化石を見ることができます。現地ガイドによるツアーや古代の化石を調べるワークショップなどもおすすめです。
■Taronga Western Plains Zoo(タロンガウエスタンプレーンズ動物園)
広大な園内をバスや徒歩、自転車などで移動しながらたくさんの動物を見ることができます。
ここではキリンの餌付け体験やチーターの餌やり見学などのアクティビティが行えます。
■Old Dubbo Gaol(旧ダボ刑務所)
歴史ある刑務所をガイドによる案内で周ることができます。
真っ暗な独房や監獄、絞首台などその歴史と共に紹介されています。